下記内容は予算・要望によって採用できないこともあります.





図1


図2




 骨組を構成する土台・柱・梁などの木材同士の接合部には金物工法(図1)を標準としています。
 その理由としては、木材の断面欠損が少なく従来の仕口+金物補強に比べて接合部の強度が1.5倍になること、建て方時に垂直の補正を行う必要もなく工期短縮できること、大工の技術に左右されることなく一定の品質を確保できること、などを挙げることができます。

 金物工法だけであれば採用しているところはたくさんありますが、当事務所では、硬質断熱材を両面から構造用合板でサンドイッチし接着成形した断熱複合パネルを骨組の外周部=外壁と屋根全面に専用の断熱ビスで取り付け(図2)、2×4工法のような面材による構造体の強化を実現しています。
 柱や梁に取り付けるビスは平均的な住宅で1,200本にものぼり、パネルを張り終えた建物を見た大工から「解体のときどうやって壊すの?」という感嘆の声が聞かれるほど、強固な構造体が完成するのです。  

 ※図1はイメージでありメーカーの技術革新により変更になることがあります