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2020年末のFlash終了により一部写真を鋭意入替中

〜コンセプトは、よく食べよく眠れること。のびやかなLDKに、家族が集う願いをこめて。


 所在地:長野県佐久市
家族構成:親 + 夫婦 + 子供2人
 用 途:専用住宅
 構 造:木 造
 階 数:地上2階建て
延床面積:132.66m2(40.04坪)
設計期間:2005年04月 〜 2006年03月
工事期間:2006年04月 〜 2007年08月
     2006年 9月竣工


外部仕上げ:  
  屋根材/ガルバリウム鋼板 立ちハゼ葺き
  外壁材/断熱材入りガルバリウム鋼板(ガルスパン)張り
  開口部/樹脂断熱サッシュ(Low-Eペアガラス)
      木製断熱サッシュ(Low-Eペアガラス)
  断熱材/断熱材サンドイッチパネル(外断熱)

内部仕上げ:
  1階 床/杉無垢フローリング オイルフィニッシュ
     壁/モイスt=9.5mm張り
    天井/モイスt=6mm張り
  2階 床/杉無垢フローリング オイルフィニッシュ
     壁/断熱パネル (OSB合板) 表わし
    天井/断熱パネル (モイス) 表わし

設備機器等:
  暖房方式/温水パネルヒーター(灯油式)
  キッチン/オリジナル特注製作品
  衛生機器/TOTO(ユニットバス、トイレ)


ご主人様より:

 依頼から1年半あまり、念願かない入居できました。RYUさん、池田建設さん、その他多くの職人さんたちの協力を得て我が家が完成しました。本当にありがとうございました。


 最初に出した希望は「家族全員が良く食べ、良く眠れる家を」そして「シンプルでリズム感ある外観」と、いうものでした。ベランダ全面に格子を張ったデザインは実用上問題があるのでは?と思ったのですが、せっかく若い設計士さんに頼んだのだからと、思いきりました(結果は大満足)。広々とした二階キッチン、リビング、ベランダ、そしてロフト。自分はこんな家に住みたかったんだと、まさしく夢を形にしてもらったようです。それにしても、設計を依頼してから竣工までは楽しい毎日でした。現場もおそらく一生に一度。一日として家の事を考えない日はありませんでした。一生に一度の大仕事、たっぷりと楽しまない手はないと考えました。


 ぼんやりと住宅新築を考え始めて約3年。ハウスメーカー、工務店系各種工法等も検討しました。また、住宅に関する書籍もそれなりに読んできました。そんなある時、北海道で家を建てた友人に住宅について意見を求めたとき「設計監理」という言葉をはじめて耳にしました。どの本にも、そんな事は書かれていませんでした。


 偶然なのですが、我が家の建築中、ほぼ同時進行で別の新築住宅の現場を見る事が出来ました。地元工務店の施工です。「設計監理」がいかに大切か実感しました。どんなに素晴らしい「設計」があっても、どんなに素晴らしい工法があっても施工が正しくなされなけば本来の性能は期待できません。施工を監理する人(=設計事務所)が必要なのです。


 完成してから「いくらかかった?」と聞かれることもあります。設計(監理)料の事を言い添えるのですが、決まって「高い」と言われます。でもその人に多くは説明しません。先の施主さんも設計料はタダ。図面は3枚。設計士さんの名前は入っているのですが一度も会ったことはないし、現場を見てもらったこともない。もちろん「監理」なし。それでも家は建てられるのです。設計、監理というソフトを軽視する人には理解できない事でしょう。ですが私には二つの現場を比較して設計監理料は決して高くない、と断言できます。


 家をこれから建てるつもりでこのサイトを訪れた方には、私は自信を持ってRYUさんをお勧めします。