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2020年末のFlash終了により一部写真を鋭意入替中

〜強い風にただ耐えるだけでなく抜け道をつくって生活の一部として住まいに取り込む。
 家を貫通する「風洞」が連続感のある内部空間をつくりだす。


 所在地:長野県佐久市
家族構成:夫婦 + 子供2人
 用 途:専用住宅
 構 造:木 造
 階 数:地上2階建て
延床面積:151.55m2(45.75坪)
設計期間:2009年01月 〜 2009年09月
工事期間:2009年10月 〜 2010年03月
     2010年 03月竣工

外部仕上げ:  
  屋根材/ガルバリウム鋼板 立ちハゼ葺き
  外壁材/無塗装防火サイディング材 + 弾性仕上材吹付け
  開口部/アルミ樹脂複合断熱サッシュ(Low-Eペアガラス)
  断熱材/断熱材サンドイッチパネル(外断熱)

内部仕上げ:
  1階 床/メープル無垢フローリング オイルフィニッシュ
     壁/モイスt=9.5mm張り
     天井/モイスt=6mm張り
  2階 床/メープル無垢フローリング オイルフィニッシュ
     壁/モイスt=9.5mm張り
     天井/モイスt=6mm張り、断熱パネル(モイス)表わし

設備機器等:
  暖房方式/温水パネルヒーター(電気式)
  キッチン/オリジナル特注製作品
  衛生機器/TOTO (ユニットバス)、TOTO(トイレ)
   ※オール電化住宅

ご主人様より:

 私たちがRYUさんと知り合ったいきさつは平成20年の秋まで遡ります。当時職場の同僚が家を建てたのですが、彼が設計士さんに依頼をしたということを知り、その家を見学し、自分もそういう方法で家を建ててみたいな~という考えが湧きあがっていました。地元佐久への転勤を機にそろそろ家づくりを始めたいということになり、何もつての無いなか、まずあたってみたのが建築士事務所協会佐久支部でした。担当の方には「いくつかの設計事務所さんにPR資料を提供してもらいますのでそれを見てご検討ください。」と言われ、その後複数社より資料が送られてきました。ただ既存のパンフレットを送ってきた事務所などもいくつかある中、詳細な資料やこちらの希望事項に対する回答、そしてその資料内容に対するポリシーまでもが感じられた、RYUさんの事務所から一度お話を聞いてみたいという気持ちになりました。


 妻と二人で事務所を数回訪問し、入居後のオープンハウスを見学した頃にはすでに自分たちの心の中で確かなものが出来上がりつつあったことをはっきり記憶しています。
 当然ですが家づくりにおいて知識を多くは持ち合わせていないわたくしたちですから、専門家に技術的なことを言われたらなるほどと首を縦に振らざるを得ないのですが、それではどなたに依頼したらいいのか、いつまでたっても判断がつきません。やはり最後に選ぶポイントとなるのはそのひとの人柄であり熱意であり自分たちとの相性、フィーリングでありました。


 RYUさんとの2~3週に1度の打ち合わせは本当に楽しく、いつも打ち合わせの日が待ち遠しく思えるものでした。こちらの質問や要望に対してRYUさんがどのようなアイデアを出してくれるのかワクワクし、またそういった度重なる打ち合わせで家の構想が徐々に固まっていくことがうれしく、わたしたち自身が本当に自分たちのための家づくりに参画しているのだという充実感にあふれていました。
 RYUさんは私たちの細々した質問にもすべて懇切丁寧に受け止めて答えてくださいました。詳細に映し出されたCG図や何十枚にもおよぶ設計図によってイメージがわきやすく、自分たちがそこに生活している姿が想像でき、早く住みたくなる願望によくかられたものです。


 平成21年の10月より地鎮祭を経ていよいよ工事が始まりました。設計時の丁寧な打ち合わせもさることながら、ここからがRYUさんの真骨頂です。毎日のように現場に足を運び、私達の目線から施工者への指示、工事監理を行っていただきました。進行状況を掲載したHPの「現場@進行中」コーナーは、共働きの私達夫婦にとっても工事の進み具合が良く把握できるコミュニケーションツールとしても機能し、安心して現場をお任せすることができました。




 こうして平成22年3月に無事私たちの夢の城が完成しました。おそらく一生に一度である家づくりを縁あってRYUさんにお願いすることができたことに心から感謝しています。
 そして家づくりにはいろんな人の知識と技術と労力がかかっていることを知りました。その携わってくれたすべてのみなさんに感謝しています。本当にありがとうございました。
 今日もふたりのこどもたちは家の中を行ったり来たり、楽しそうに遊んでいます。

奥様より:

「この人ならお任せできそう。」と思ったのは、オープンハウスを見学して直接話をした時でした。人柄、住まいに対する考え、情熱が伝わってきたのをよく覚えています。


 何回もの打ち合わせの末、どこにもない自分たちの家が完成しました。2階のバルコニーから望む八ヶ岳、洗面台の窓と吹抜けのトップライトからの眺める浅間山、計算された美しい風景が毎日の生活の中に溶け込んでいます。バルコニーからは夏の花火もよく見えることでしょう。
 使い勝手を考えたキッチン、収納、家具。広すぎるキッチンはどうやって使いこなそうか・・・なんて贅沢な悩みです。


 きめ細やかな設計・監理をしていただいたおかげで素敵な住まいが完成し、快適な生活が送れていることに感謝です。
 工事途中で「やっぱりこうしてほしい。」「今から変更可能?」とのわがままな注文にも答えていただきました。
 一生に一度の大きな買い物、だからこそ自分たちの希望や思いは相当大きかったですが、RYUさんはそれに期待どおり応えてくれました。


 RYUさんにお任せした私たちの選択は間違いなかったと思います。
 本当にありがとうございました。