色(COLOR)



 インテリアや家具、雑貨の世界では色彩が重要な役割を果たしていることは周知の通り。
 でも建築、特に住宅ではあまり深く考えられずに何となく無難な色ばかり。
 ちょっと寂しくありませんか?

 ポイントで使う色彩には空間を引き締める力が宿っている、と思います。
 私がよく提案しているのは...

  • ・階段の手摺にビビットな色を使う。
  • ・ワンポイントで扉を好みの色に塗ってみる。
  • ・アクセントで建具の把手の色を変えて楽しむ。
  • ・パネルヒーター(暖房端末器)の色を80種類の中からセンスに応じて選ぶ。


 使い方にはセンスが必要ですが、思い切ってどこかに鮮明な色を使ってみると、周辺のモノたちまで生き生きとして愛おしく感じられるから不思議です。



注)街中の外壁色にときどき見受けられる、ラベンダーやパステルピンクなどお世辞にも品が良いとはいえない色彩に賛同し
  ているわけではありません。





愉しむ心のゆとりが大切。