ン セ ン ト

壁パネル表しの露出配管はクールな印象

家電設置や掃除のことも考えて多めに

屋外用にもセンスのいいモノが

 ここ10年を見ても、家電の種類は増える一方です。
 パソコンにはじまって、洗濯乾燥機、食器洗浄機、IHクッキングヒーター、などなど。
 今後もこの傾向はつづくのでしょう。

 コンセント類は配線も含め、そのほとんどが壁の中に埋込まれてしまうため、あとで増設しようとすると思いもかけず大掛かりな工事になりかねません。
 掃除機をかけるとき廊下や階段にコンセントがなくて届かない、ホットプレートを使うごとに延長コードが必要になる、リビングボードのまわりは配線でゴチャゴチャになる、そんなことも予想できます。

 将来のことをよく考えると、コンセントは「これでもか」というくらい多く設置しておいてもよいのではないかと思います。
 そのためには家電を設置する場所やコンセントが必要と思われる箇所・種類を想定しなければならないため、電気設備図面の作成と綿密な打ち合わせが必要となります。

 当事務所の現場では、電気業者から「こんなにたくさんいるかなぁ〜?」とよく嘆かれますが、建主さんの多すぎて困ったという感想は皆無、逆に喜ばれています。