コ パ ネ ル(外壁・屋根下地材)

専用の断熱ビスで柱と梁へ強固に取付け

建て方後すぐに外断熱工事と構造補強が同時に完了

パネルあらわし(内壁:OSB合板)

パネルあらわし(天井:モイス)

 厚さ55mmの断熱材(20〜100mmの範囲から任意に選択可、55mmは最も効率の良い厚さ)を両面から合板などによってサンドイッチし、接着で一体成型した大判の複合パネルです。
 工場製作ですから、職人の腕に左右されることなく確実な外断熱が実現でき、面材による構造体の耐震強化も行えるため外壁と屋根の下地としての使用を推奨しています。
 パネル端部は凹凸形状(実:さねといいます)に加工されており、同時に気密もとれる多機能性もたいへんに魅力的です。

 FC工法の画一的なパネルとは異なり、使用する合板(F☆☆☆☆)の種類は下記のように様々なものから自由に選択が可能です(仕上げ兼用としない標準仕様はOSB合板)。
  ・OSB合板(2〜3種)
  ・シナ合板
  ・ラワン合板
  ・ラーチ合板
  ・MDF合板
  ・石膏ボード
  ・MOISS(モイス)    など...

 写真のようにパネルの室内側をそのままあらわして内壁や天井の仕上げで兼用すれば、木造軸組の美しさを表現しながらコストを抑えることもできます。


 余談ですが、かの有名な「箱の家」シリーズで使用されていたパネルです。



※優れた特性を持ったパネルですが、綿密な設計計画と施工指導などのノウハウがなければ本来の性能を引き出すことはできません.


詳しくは こちらLinkIcon