01. メリット・デメリット
ハウスメーカーは 「売ることのプロ」
工務店など施工者は「つくることのプロ」
設計事務所は 「考えることのプロ」 です。
住まいを建てるとき一般的(?)な【ハウスメーカー】や【工務店】に依頼するメリット・デメリットは申し訳ありませんが、ご自身で判断いただくか、こちらをご一読ください。
以下は、設計事務所に依頼する場合の主なメリット・デメリットです。
メリット
- 自分の好みや要望を細部にまで反映することができる。
- 詳細な設計図面や監理記録などが手元に証拠として残る。
- 住宅コストや工事現場を第三者的立場のプロが監理するため施工者とのトラブルが少なくなり、適正な予算でグレードの高い建物ができる。また、中身の不透明な増工事請求は未然に防止できる。
- 全てを設計事務所が代行して行うため、純粋に住まいづくりを楽しむことができる。
デメリット
- 一品生産品ゆえに図面または模型・CGのみで最終の形を想像で補わなければならず、完成するまで実物を見ることができない。
- メーカー住宅と同じことを廉価にやろうと安易に考えてもほぼ不可能。
- 住宅建設資金とは別に設計監理料が必要(メリットの3で十分解決が可能)。
- 思い立った翌月から工事が始まるわけではなく、完成するまでに一年くらい時間が必要となる場合が多い。
利点欠点とは別に、住まいづくりで一番大切なことは、お互いの「コミュニケーション」です。
些細なことでも、わからないことや伝えたいことを後回しにしていくと信頼関係にも影響しますので、その場その場で解決していった方がよいでしょう。