02. 基本情報を提示・住まいへの要望


注)ここから先は当事務所にご依頼いただいた場合で、一般論ではありません。


 打ち合わせ以外のスムースな連絡手段として、必ずインターネットおよびメール環境の準備をお願いいたします。


 不動産屋から入手したお手元の「敷地測量図」をご提示いただきます。所有地での建替えや公簿売買などで正確な敷地測量図がないときや密集地の場合は、土地登記や建築確認申請に備えて専門測量業者に測量図を作成してもらうことが必須(別途測量料金:10万円前後が必要)、また畑として長年使用されていた等の理由で境界杭がない場合は関係地権者立会いのもと土地家屋調査士に境界確定を依頼することも必要となりますので、ご注意ください。

 土地に関するトラブルや困り事は年々増加傾向にある、と感じています。土地購入の事務手続きが完了したのち上記のような測量図作成や境界確定を依頼するとイヤな顔をする不動産屋がほとんどですから、当事務所への早めのご相談(土地購入段階で一向に構いません)を強くオススメいたします。




 当事務所に正式依頼が決まった段階で、「依頼案件調査書」をお渡しします。そこに、建主さんの情報、住まいへの要望、敷地の概要、工事予算などをわかる範囲でかまいませんので記入しましょう。
 契約書にも明記してありますが、医師などと同様に設計事務所は建主さんの情報についての守秘義務があります。いただいた情報は第三者に漏洩させることは一切ございませんのでご安心ください。

プライバシーポリシーは こちら



 平成20年11月28日より施行された改正建築士法によって、設計・工事監理の受託に先立って予め契約の内容などについて「重要事項説明書」という書類の説明義務が生じました。
 建築士免許証を提示しながら説明しますので、受領の証し署名・捺印をお願いいたします。





 住まいへの要望は、事前にご夫婦またはご家族でよく話し合い、意思の統一を確認しておいていただきますよう、お願いいたします。
 要望は思いついたままや漠然としたもの、何でも構いませんので、箇条書きにしてご提示ください。
 敷地条件、法規制、予算、などから実現が可能であるかを当事務所で判断させていただきます。
 ご要望が多い場合、打ち合わせの中で、

  • ・必ず実現させたいもの
  • ・どちらでもよいもの
  • ・そんなに思い入れのないもの

の3項目くらいに分類していただくこともございます。
 理論上はどんな要望でも予算に糸目をつけなければ実現可能ですが、実際には限りがありますので、はじめの段階でこの分類作業をしておくことはとても大切なのです。

 この整理された要望をもとに当事務所でファーストプランを考えさせていただいております。


 なお、プランを考え始める前に正式な設計依頼の証しとして仮契約金10万円をお支払いください。
(仮契約金は設計監理料金に含まれます)